どんなに辛くても

どんなに悲しくても

どんなに苦しくても


その罪を背負い続けてみせよう。


何があっても彼を守り抜く。

そう決意した、自分自身の望みのために。


それがあたしの望む事。

そしてきっと、あたしの成す事。


耐えて・・・耐えてみせる!!



アゴが痛くなるくらい、噛み続けた。

涙が一粒こぼれて、おにぎりの上に落ちる。


こんな涙・・・すぐに止めてみせる!

涙なんて流していられないんだから!

こんな事ぐらいで・・・


人を殺す事ぐらいで!


あたしは虚空を挑むように睨みつけながら、機械的に口を動かし続けた。

泣き止むまでいつまでも食べ続けてた。


今までの自分に、決別するために・・・。