夏の日差しと狼のいろ。



そこには 腰ほどまでのびた茶色の髪に、茶色の瞳、尻尾と耳をはやした自分がうつっていた。



はじめて自分をまじまじと見た。


髪は好き勝手にのびて長さがまちまちだった。


(たぶんウルーは気にして ないけどね)


そう思ってため息をつきながら鏡から離れた。


明日はサンドウィッチをもってウルーのところへ行こう。

そうしてツキはふわりとベッドに寝転がり再び頭を枕にうずめた。



昨日のウルーの腕の中の温かさを思い出す。


(また寝られるかな)


そんな妄想みたいなことを考えながら一人ニヤけた。


そして、幸せな気分で眠りについた。