夏の日差しと狼のいろ。



でも町の人や、シルクにその話を言うと、

「最近は日が沈むころになると現れる毒をもつ生き物が増えたらしいから危ないぞ?」と


やんわり注意された。


だから朝から行くことに決めた。

今日はその準備に水筒を買いにきていた。


町はいろんな場所があって楽しかった。

はじめてシルクと来たときは食べ物に気を奪われたりした。


そんな思い出を思い出しながら


水筒を買うとスキップしながら家へ向かった。


―そのツキを路地裏から1匹の白猫がじっと見ていた。


けれど、ツキが視線を感じて振り向いたときには、もう何もいなかった。



「?」と首を一瞬かしげたがツキは気にせず帰路についた。