夏の日差しと狼のいろ。




Sideツキ))



 意識がとんでしばらくして

 ウルーの声が聞こえた。


 「ツキっ!大丈夫か?」

 その声にゆっくりと
 目をひらく。



 ぼんやりとウルーの顔が
 見える…


 「…ぇぅ…ぅ…」


 目を開いた瞬間、
 また頭にズキリと痛みが

 はしり、


 ぐらりと視界がゆがむ。



 それからは目を開けられず、


 ウルーに抱き上げられたところで

 また意識はぱたりと
 失われた。