夏の日差しと狼のいろ。


 ゴボゴボ…



 ツキの体はみるみるうちに
 沈んでいった。


 水面が遠く、
 手をのばすが届かない…ー。



 やたらと綺麗な水面を
 しばらく見ていたが

 やがて意識がとんだ。













 ちゃぷん…


 暗い闇…?


 ツキは気がつくと暗闇の中に
 たっていた。


 さっきまでの綺麗な水はなく
 何も見えない暗闇に
 自分の体だけがうっすらと
 浮かび上がっている。


 ここは…どこ?


 ツキははっと気がついた。

 ここは、前にペンダントを
 手に入れた夢の場所と
 同じところだ。



 暗闇は果てしなく、
 自分以外は本当に
 何も見えない。



 ツキは無意識に
 首にぶら下がるペンダントを
 握り締めた。



 その瞬間、
 ペンダントから青白い光が

 何処かに向かって
 一直線にのびた。