嫌だ…って…
(ええッ!?
ウルーほんとにどうしたの!?)
ウルーは子供みたいに
つーんとして顔を背け、
その姿はいつもの幻想的な
ウルーからは想像もできない
様子になっている。
(ワガママ炸裂…?)
想像というか、
はじめて見た。
「ウルー…」
なんだか可愛いくて
思わずそのままにしておくか
頭を撫でたくなるくらいだったが
きちんと理由を聞くことにした。
「どうしたの?イクアくんが…
嫌、なの?」
するとウルーは
目だけをこちらに向け、言う。
「…気がのらないだけだ
俺達だけでも、大丈夫だろう?」
アルが横でにやにやする。
ウルーがなぜか、嫌がる。
ツキが困惑する。
リルが無表情になる。
「えぇぇー…」
ツキは情けない声をもらした。
するとアルが
依然として楽しそうに言う。
「いいじゃないですか
私たちで、助ければ。」
「で、でもー…」
ツキは口ごもった。
ツキとしては、
イクアに手伝って
もらいたく思う。
せっかくイクアも、
リルを助けようとしてるんだから。

