夏の日差しと狼のいろ。





 「わわ…」

 どこに座っていいのか、
 わからない。


 きっとウルーも戸惑ってー……



 「………。」



 ませんでした。




 普通に綺麗なベッドに腰掛け
 腕を組んでいる。


 ウルーもまた、
 幻想的で気品があるので
 違和感はなかった。


 その姿は凛としていて美しい。




 ツキもとりあえず、
 端っこにあったイスに座った。


 目の前ではアルが豪快に
 ベッドに飛び込む。


 やっぱり自分の家…という
 ことになるからだろう。




 「あ、さっきの話ですけど」

 言いながら落ち着いた様子で
 アルは猫耳もしっぽも
 ぴょこんと出した。



 ツキも隠すのが疲れてきたので
 ぴょこりと姿を戻す。


 はふ、とため息をつくと
 アルに向きなおった。



 「なになに?」


 勉強になるかもしれないし

 しっかり聞いて置かなきゃ。