夏の日差しと狼のいろ。




「終わったよ」

一通り終わると、ツキはベッドに転がりこんだ。

久しぶりの自分の布団にほっとする。

ツキはベッドで寝転びながらウルーの方を見た。



「…?」

さっきからまったく喋らないし、なんだか元気がないように見えた。

せっかく無事戻ってきたのになぜかすごく浮かない顔をしている。


せっかく旅に行かないか話してみようと思っていたのに。


「ウルー?どうしたの…?」


ツキはベッドから起き上がり、座るとウルーに声をかけた。


振り向いたウルーの顔はとても辛そうな、しかし何かを悔やんでいるような顔だった。


「ツキ…」

「…?」


ウルーはふらふらと立ち上がるとツキの横に座った。

俯いて、暗い表情で。