「で、これ、何の集まり?」
既に家に着いていたという斎藤は、たった5分で合流した。
ジーパンにTシャツ、上にパーカー。
私服だと、イメージがまるで違う。
「なに? 志穂、説明しないで呼び出したの?」
「うん。叶太くんがご飯おごってくれるから、おいでよって」
「いや、別に夕飯は家にあるから、いいんだけど」
オレの隣の席で、斎藤は言う。
「斎藤。よかったら食べて。ホント、おごるし。二食くらいいけるだろ? 部活の後だし」
「や、だけど」
三人分の飲食料。
いくらファミレスでも、そう安くはない。
「大丈夫、おごってもらいなよ」
と、志穂。
「今も同じなんでしょ? 自分ちの店での飲み食いは、自由って」
「ああ、変わんない」
既に家に着いていたという斎藤は、たった5分で合流した。
ジーパンにTシャツ、上にパーカー。
私服だと、イメージがまるで違う。
「なに? 志穂、説明しないで呼び出したの?」
「うん。叶太くんがご飯おごってくれるから、おいでよって」
「いや、別に夕飯は家にあるから、いいんだけど」
オレの隣の席で、斎藤は言う。
「斎藤。よかったら食べて。ホント、おごるし。二食くらいいけるだろ? 部活の後だし」
「や、だけど」
三人分の飲食料。
いくらファミレスでも、そう安くはない。
「大丈夫、おごってもらいなよ」
と、志穂。
「今も同じなんでしょ? 自分ちの店での飲み食いは、自由って」
「ああ、変わんない」



