月曜日。
梅雨時なのに、今日も晴れていた。
もしかしたら、休みかもしれないと思っていた陽菜は、登校していた。
だけど、顔色がよくない……ような気がする。
叶太くんから、あんな話を聞いたから、
そんな気がするの?
と、一瞬思ったけど、そんなことはない。
明らかに、体調が悪そうに見える。
「おはよう、陽菜!」
「……あ。おはよう、しーちゃん」
笑顔に生気がない。
思わず、陽菜のイスの横にしゃがんで、陽菜の顔をのぞき込んだ。
「大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ」
と陽菜は、いつものように優しい笑顔を浮かべて、うなずく。
けど、ぜんぜん大丈夫に見えない。
週末、寝込んでいたと聞いたから、そう見えるの?
もしかして、これまでも、穏やかな笑顔の裏には、何かが隠れていた?
……分からない。
体育の時間、陽菜は保健室に寝に行った。
一瞬抵抗したけど、結局、叶太くんに連れられて。
その暗い表情が、体調が悪いせいなのか、叶太くんといるからなのか、分からなかった。



