「んで、茅沙は不安なんだ?」

「う、うん……。」


やっぱりむかつく…といらいらしている美香ちゃんは、でも、と話を続けた。


「凛也くんは茅沙のこと大好きなのは保障するよ。不服だけど。」


もぐもぐとごはんを食べながら言う美香ちゃんの話を正座して聞く。


「茅沙が心配することなんて何もないと思うよ。あいつ茅沙大好きだもん。でも、もしそれでも茅沙を泣かせたりしたら、私が代わりに殴ってやるから!」


「だから安心して茅沙が思うように行動してみたらいいんじゃないかな?」と優しく笑いかけてくれた。



「うん、頑張ってみる!」


ありがとう!と抱きつくと、よしよしと頭を撫でてくれた。





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