社長!好きです!

そして

持ってきたコーヒーカップに自分の分を注ぎ

黙って一口飲み


「久利生さんだっけ?

君は、薄幸の美少女ってタイプじゃないから大丈夫だよ。」


とか

言った。



“薄幸の美少女じゃない”って・・?



「それ、励ましてくれてる
と考えるべきなんでしょうか?」


苦笑いしながら隣に聞いた。



「うん。そのつもりで言ったんだけど?」


「じゃあ、ありがとうございますって
言っといた方がいいですね。」


「そうだね。」



なんなんだろう・・・この人

さほど若い訳でもない。

チラホラ髪に白髪が混じってる

40代に入るだろうか?


けど


顔は結構いい男の部類に入る

気がする



コーヒー飲みながら

隣をチラチラと観察



彼が黙ってそのままコーヒー飲んでいても

その沈黙に


イヤな空気は感じない。

不思議・・・だ。