社長!好きです!

気が付くと

社食に人の姿は無かった。



「なんでこうなるの・・・。」



遠くに転がっていた

最後のジャガイモを拾い


立ち上がると



「ご苦労さん。」



誰かに言われた。




テーブルに立て掛けてあったモップと

床に投げ出してあった雑巾を持って


そこに

さっきの厨房の男性が立っていた。




「それ、飲んで休みなさい。」



テーブルの上に置かれた

コーヒーカップ



「あ・・ありがとうございます。」


椅子を引き

私がそこに座ると

彼はそのまま厨房に戻って行った。