蝶龍Ⅱ






でもこの時、私は油断してたんだ。




いつものように相手を巻こうとした時、前からも別の男が現れた。





この道は一方通行…




梨「チッ挟まれたか」




私はその場に止まった。





「柴原組の娘、柴原梨羅だな」


付けて来ていた男が言った。



「だったら何?誘拐する??」



私は挑発的な笑みを浮かべて言った。