でもこの時、私は油断してたんだ。 いつものように相手を巻こうとした時、前からも別の男が現れた。 この道は一方通行… 梨「チッ挟まれたか」 私はその場に止まった。 「柴原組の娘、柴原梨羅だな」 付けて来ていた男が言った。 「だったら何?誘拐する??」 私は挑発的な笑みを浮かべて言った。