蝶龍Ⅱ





しばらくの間、私は怜斗の温もりを感じていた



怜「梨羅」





すると、怜斗が突然真剣な顔で私の名前を呼んだ






梨「ん?」




怜「ちょっと目瞑れ」





え?どういうこと?





状況がよく分からない私はなかば強制的に目を瞑らされた




すると、左手の小指に冷たい感触がした





怜「目、開けていいぞ」





梨「…え?」