「ついた・・・」 私は小さくつぶやいた。 やっと着いたよ・・・。 「でもどうやって入ろうかな?」 私がキョロキョロしていると、 「妃芽さんですか?」 「はい!!」 私は声がした方に目を向ける。 インターホンみたいなところから声が聞こえてきている。