触れて下さい



「…ねぇ」




彼の背中に向かって、声を掛けてみる。



返答は無し。彼のペンを動かす手も、止まらず動いてる。




ねぇ…私に、興味は無いんですか?


少しでも、触れたいと思ったことは無いんですか?



















「…私に、触れて下さい」