黒猫ライアは、白猫アイラの影。 生きようとしない白猫アイラのために、『あれが食べたい』『水が飲みたい』『毛布が欲しい』とわがままを言って、どうにかしてアイラに生きてほしかった黒猫ライア。 何故なら、白猫アイラが生きなければ、自分自身も生きられないから。 白猫アイラもまた、自身が我慢することで、黒猫ライアを守っていたつもりだったのでしょう。 なんとも切ない物語です。 白猫アイラの笑う場面を、少しずつ弱っていっているように表していたり…。 少し大人向けかもしれないですね。