「っ…待って!!」 ガバッ 「……」 チュンチュン 「ゆ…夢…?」 ハァ、またか… 最近よくこの夢を見るなぁ… 春の爽やかな光の暖かさが……まだ少し寒いけ ど……窓から差し込む。 まだだるい体を動かし、特注で作って貰ったお 気に入りのベッドから降りた。 ふと周りを見渡すと、片付け終わってない段 ボールが床におきっぱである。 「ハァ…」 思わずため息が出る。