笑う門にはオレ様がきた!!

「あーあ、
遂に和さんも年貢の納め時かぁ。
女子社員が知ったら荒れるよぉ。
ココちゃん、いいこと？
絶対に和さんとの事
私以外に話しちゃダメだよ。
でないとあなたーーーー刺されるわよ」


「ひぃ～～
さ、さ、ささ刺されるぅ？」


いつになく神妙な顔つきで
坂井さんがいうので


ここは素直に従った方が
身の安全だなって事がよく解った。


「だけど良かったよ
和さん、前にあんな事があってから
誰に対しても一線引くようになってたから…」


坂井さんが気になることを言った。


「それってもしかして…」


きっと須磨さんの事だ。


私は坂井さんに
須磨さんの名前を出して
聞いてみる事にした。