マンションの和室のリビングで


オレは心音の為に…


いや、
オレ達のこれからの為に
用意したペアリングを眺める。


「心音、これ見て何て言うだろう。」


心音の笑う顔が目に浮かぶ。


オレは期待に胸を膨らませながら


アイツが帰って来るのを
もう少し辛抱強く待つことにしよう。


最高に座り心地のいい
座椅子にゆっくりと背中を預けながら…


アイツの永遠に帰る場所を
作ってやるとしようじゃないか。











『笑う門にはオレ様がきた!!再会編』

fin