「あのチビ」って。 「あいつ」って。 私のこと、だよね? そして、今喋ってた3人のうちの二人って・・・ 由奈と、恵梨・・・だよね? 血の気が引いて、顔がどんどん冷たくなっていく。 トイレにはもう誰もいないことは分かっているのに、怖くて息すらできない。 放課後の校舎に響く笑い声を遠くに聞きながら、私は彼らの希望どおり、白い棺桶に入った死人のようになっていた。