お前のことが…可愛くて仕方ないんや。


今日はめっちゃ暑い日ぃやな…

何もしたないわ…

教室に入って、炬哲がまだ来てないことに落胆し、自分の席にだらりと座る。

「おいおい、夕暮〜お前、この前炬哲と商店街歩いてただろ〜?」

近くに来た増川がにやにやした顔でそう言う。

ぽわ〜っとした頭で聞いてる俺は、右から左に言葉を流す。

「おい、それは無言の肯定と受け取っていいんだな!?」

何がや。
無言の肯定て。
関西人やねんから、口で言うわ、アホ。

「あ〜…歩いとったなぁ。この前の月曜やろ?炬哲がクレープ食べたい言うてな。奢ったったんや」

あん時の炬哲の幸せそうな顔、思い出すだけで俺もにやける。