お前のことが…可愛くて仕方ないんや。


「炬哲、お前めっちゃ可愛えぇ…もうめっちゃ好っきゃで?」

真正面から炬哲を抱きしめる。

あぁ、この小さな体。
すっぽり入るこのフィット感。
たまらんわ…

「分かってるって…て、テツもだし…」

抱きしめてる体が微妙に熱くなり、恥ずかしがっていることが分かる。

鼻血出そ…

「もー誰にも渡さへん!!炬哲は俺だけのもんや!!」

「う、うん…分かった分かった…」

「愛してる!!やから、はい、これ…」

「??」

俺は尻ポケットから箱を取り出し、抱きしめていた炬哲と少しだけ離れ、炬哲の手を取りそれを置いた。