「え?何言うてますのん?え、炬哲さん?今お願いしますって聞こえた気ぃすんねやけど?」
まさかな。
幻聴幻聴。
「言った…けど。だっで…それだっだら…にがぐねーがも…ズッしれねーじ…」
口尖んがらすなぁ!!
可愛過ぎんねん!!俺が悶え死んねん!!
「冗談…だったのか??」
駄目押し。
「…本気や本気。これで止まらんよーになっても、知らへんよ、俺」
「なんだ…よ。それ…」
ふふっと笑う炬哲に、あぁ、風邪の力って凄まじいな、と感じた。
俺はスポドリを含み、口の中に薬を入れる。
炬哲を支えながら起こし、ゆっくり唇を近づけ、口移しした。
炬哲の喉が動くのが分かり、めっちゃエロい気分になる。



