お前のことが…可愛くて仕方ないんや。


「マリコとあんま話すなよ。…お似合い過ぎてムカつく」

ぷぅっとふくれる炬哲に、俺のハートはずきゅんっ!!

あぁ、もう!!何で学校でそんな可愛くなるんや!!

抱きしめて、ちゅーして、ずっとイチャイチャしたなるんやけど!!

そう悶える俺の脛を炬哲は軽く蹴って、自分の席に着いた。

「〜っ、!!」

痛いっちゅーねん…

けど、やっぱ炬哲可愛えぇなぁ…ぐふふ。

「うわ、榛気持ちわりぃーぞ」
「言ってやるな、浅田」

こんなクラスメートの声は俺の耳には入って来ない。

あぁ、やっぱ俺、我慢効かへんかも。

けど、とりあえず…日曜が楽しみやんなぁ…