いやいやいやいや

あなたこそ誰?ですよね

私が怪しい目付きで睨んでいるとその人は小さくため息をつき

「先生…いや、神戸(かみと)さんはいらっしゃいますか?」

と聞いてきた

かみと?…ああ!なぁんだ、瑞希さんの知り合いかぁ

「居ますよ。少しお待ちください」

といって瑞季さんに来客を知らせる為に書斎へ行く

ノックをして部屋に入ると

「瑞希さんにお客様ですよ」

と声をかけた