【僕等のヒント】




野原に浮かぶ星たちの中で


彼女もまた不思議に光っていた




夜でも暖かい彼女の笑顔




それはどんな宝石よりも輝いている


それは僕の世界を変えていく


それは僕が守りたいもの


それは失ってはいけないもの







「チアキ、今日は何の日でしょう。」



「今日……?」



「ほら、あれがチアキの星ね。」





考える僕を横目に

君は真っすぐに空を指差す




彼女が指差すのは


静かに小さな星たちの中で

赤色に輝くひときわ大きな星






「あれがどうして俺の…?」



「誕生日だから。」





そう言って彼女はまた笑った