「おはよう桃!」 「おはよう、お・う・か・ちゃん♪」 ニヤニヤしながらあたしのほっぺをつつく桃。 「昨日のイケメンくんは誰かなぁ?」 やっぱり…。 「あ、桃…昨日はアイス行けなくてごめん!」 話を逸らしてみたけど、桃には通用しないみたいで。 「そんな事どうでもいいよ!で、誰なの!?」 興味津々な桃に観念したあたしは、学校へ歩きながら話し始めた。