「あれっ、でも可愛いかも」 「え、俺結構タイプなんだけどー」 ジリジリと近づいてくる顔に、後ずさる。 さすがに怖くなって涙目になって、近付く3人の顔から必死に目を逸らしていると。 -グイッ 右手を強く引かれ、トンッと背中に温かい温もり。 驚いて見上げると、不機嫌な颯くんの横顔。