「ねぇ。
祐也って、去年サッカー部にいたっけ??」




仲直りしてからの放課後。




今日は、一緒に帰ることになった。


と言っても、部活終わるの待ってないといけないんだけどw;;




「去年居たけど、時々しか行ってなかったかな~??


今年入って毎日来るようになったからさw」




「だから、私。
祐也の事知らなかったんだ!;;」





「え、俺の事知らなかったのかっ?!
俺影薄いんだぁ……」




泣きそうになるのを我慢しながら言っているのがバレバレ過ぎるでしょ……;;


語尾が完全弱々しかったし…。




「でも、俺は……結愛が…。
サッカー部に時々来るの知ってたよ??」




「え、嘘…っ!?」




「だって、俺。。
それで結愛の事好きになったようなもんだし!」




祐也はこうやって言った。




最初の頃、女の私が男子サッカー部でサッカーをしてて、女子の方行けよって思ったらしい。。




で、何日間か遠目から見てて、思った事があったらしい……。




それが、私のスタミナ……。




前半からずっと走りっぱなしで、勿論普通なら後半でほぼバテてるはず。。


だけど、私は前半よりもバテやすい後半の方が走り、キレは活気的に良くなったらしい。




しかも、苦しい筈なのに、最後まで諦めずに笑顔でするのがスッゲー惚れただってさ……;;




なーんか、自分のことで褒められるのってなんか恥ずかしいな…//




「で、俺は結愛と試合してみたいの!」




「………は??」




「いやいや!は??じゃなくってさー!!
試合、同じチームでやろうよ?」




………メンドイ。




どうしようか。。


もし、
これで私が断ったら多分…祐也は……




泣く…よね………???




いや!!絶対、泣くだろ!
これって!!!!!




え、選択肢が無い??




「結愛、yesかokで答えろよッ?!」




……オイ、ちょいまち!!




「なに!?その選択肢!!
yesかokって!!!!!


どっちも、了承せざるおえないじゃないか!!」




「うん。」




………一発、殴っていいか。