「ごめんなさい立本さん…今までずっと」
「…あっいえ…シュウ先輩と仲良くして下さい」
他に言うこと無いよ…。
引きつった笑顔を浮かべるあたし。ボスは「ありがとう…」と呟いて、子分を従えて去って行った。
急展開すぎて頭がフラフラする。山田くんて何者?
何事も無かったかのように弓道場へ入って行こうとする山田くんを、思わず引き止めていた。
「…あ、あの!」
「…何?」
「えっと…助けて下さってありがとうございました」
ペコリと頭を下げる。
「別に。あのままじゃ部活の邪魔だから」
「部活……あっ、弓道やってるんですか?」
「それ以外無いでしょ」
山田くん、意外と毒舌…。
でもそんなとこもカッコいい!

