そしてそして、現在弓道場前でーす。
「山田くんカッコいいーッ!!」
「あたしのハートも射抜いてぇ~っ」
聞こえる黄色い声に、隣で美喜ちゃんがドン引きしてる。
「……キモッ」
そう言いブルッと身震い。美喜ちゃんがどんどん毒舌になっていくなぁ。
あたしと美喜ちゃんは弓道場前の段差に腰掛け、松川くんを待つことにした。
「そういえば柚希って、いつから山田くんが好きなんだっけ?」
「ん?半年前からだよ」
あれから毎日アタックしてます☆
「何で好きになったの?」
「あれ、言ってない?」
「うん。急に私に抱き付いて、『美喜ちゃんどうしよう、あたし運命の人見つけちゃった~!』って。きっかけとかは知らないかな」
「あー…」
懐かしい。山田くんに恋した時の事は、今でも鮮明に覚えてるよ。
あれはそう、半年前の1月―――――…。

