the☆end
って笑えねぇーーーっ!
「…あんた、後輩相手に何持ちかけてんのかな?」
「…あ、はは…山田くんを賭けての勝負?」
「…賭け事はもう懲り懲りなんだけど」
「で、でもここは山田くんの彼女として譲れないので!」
「……はぁー。だから嫌な予感したんだ。買い出し最中の悪寒もこれか…」
へ?買い出し?
ふと山田くんの手元を見ると、スポーツドリンクがどっさり入った袋を両手に持っていた。
「山田くん、どっか行ってたの?」
「…見て分かんない?」
「……もしかして、ジャンケンに負けたとか?」
「……」
!そうなんだ!本当にそうなんだ!
バツが悪そうに視線を反らす山田くんに、キューンと胸が締め付けられた。
ジャンケンに負けて部員分の飲み物買って来るとか、可愛すぎる!!
「なんならあたしが一緒に行きましたのに~」
「…いや、あんたがいると余計な出費がかさむ」
「ヒドッ!」
まぁ、あながち間違いでもないかもしれませんが……。
こんな二人の会話を、香里奈ちゃんがジッと見つめていた。

