「ジュース、早くしないとぬるくなっちゃうね。六花ちゃん、渡しに行こっ!」
「へ?あ、うん!」
六花ちゃんの腕を掴み、小走りで二人の元へ向かった。
こちらに気付いた二人が、ふっと微笑む。
どきゅーーーん…。
あ、六花ちゃんからも同じ音が聞こえた(笑)。
「はい、松川くんの」
「ありがとう六花ちゃん」
おっ。何だかいい感じじゃない?
六花ちゃんの照れた笑顔が可愛すぎて萌。
チラッと山田くんを見上げると目が合って、心の準備が出来てなかったあたしは俯いてペットボトルを差し出した。
「は、はいこれ!どうぞ!」
「…ん、ありがとう」
はわはわはわはわ。
や、ややや山田くんが、山田くんが笑っ…わらわらわらっ……。
――――プシュー……
「…え?え?え!?ちょっと、大丈夫!?おい!」
「…や、山田くんが…わら…」
そう呟いたところで、あたしの意識は途絶えた。

