ドキドキしすぎて喉カラッカラです。
立ち上がり砂を払うと、女子組は飲み物を買いにお店へ向かった。
* * *
残された男子組。
「あぁ~っ疲れたぁ~」
要が砂の上にうつ伏せに倒れた。
「要、全身砂だらけになるよ」
「あー?……うわっ。ホントだ!」
馬鹿だろ…。
水に濡れた体の吸水性は恐ろしく、見事要の体は砂だらけ。
急いで水を吸い込んだ重たい砂を払う要の様子を呆れ顔で見る聖。
「伊藤ってさりげなくアホだな(笑)」
「酷いなぁ~三橋」
薄ら笑いを浮かべながら、そう毒を吐いたのは美喜の彼氏の三橋翼。
美喜に紹介されてから何度か会っているため、ここにいる男子は全員知り合いだ。

