「…なんか、ごめん…」
「えっ!?どうして柚希ちゃんが謝るの!?
それに松川くんが選んだんだもん!柚希ちゃんは魅力たっぷりだから、松川くんの気持ち分かるよ」
「…六花ちゃん…」
なんて良い子なんだろう。天使だ。そうだ女神だ。
絶対辛いはずなのに、六花ちゃんって子は……。
「六花ちゃん~…っ」
「…わぁっ!?えっ柚希ちゃん泣かないで~っ」
再び、あたしの顔面崩壊。
六花ちゃんがあたしの背中をぽんぽん、と擦ってくれる。
―――…恋って難しい。
近くに想ってくれてる人がいるのに、別の人を好きになってしまう。
あたしも、松川くんも、山田くんも……。

