「…ほら。戻ろーぜ」
「…っう、ん…」
ありがとう。ありがとう。ありがとう。
声に出して伝えられなくてごめんなさい。
松川くんがいなかったら、あたしはここまで頑張れなかったよ。
途中で、挫けてしまっていたかもしれない。
でも、松川くんが居てくれたから。
美喜ちゃんが、居てくれたから。
だから、山田くんを想い続けて来れたんだよ。
恋愛の、好きとは違うけれど。
松川くんは、あたしの中で、大きな大きな存在です。
大切な大切な、大好きな友達です。
これからは……
気持ちに応えられなくての、“ごめん”より。
好きになってくれての、“ありがとう”。
を、松川くんに伝えていくから………。

