ルーシュに視線を向け、瞳を潜ませると鈍い光りを放つ。
それと同時にルーシュはシャボン玉の中に閉じ込められた。
「我が名はパイモン! ルーシュ様の腹心の部下であり、ルーシュ様ただ一人だけを愛するラブウォリアー! 東のマリア! ルーシュ様を返していただくわ!」
マリアを指差しながら、また新たなつぶてを浮かばせる。
「マリア逃げて!!」
ファブニルの叫びに、銃を構えていたマリアは舌打ちをしながらその場を去った。
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いつもと変わらない表情で、目の前で足を組んで浮かんでいるパイモン。
マリアはオキニスブレードを発動させた。
「強さ、速さは私の方が上ですわ。さあ、ルーシュ様を返してくださいませ?」
「アレは勝手についてきているだけだ。持って帰りたいなら持って帰れ」
感激の笑みを浮かべながら指をパチンと鳴らすと、ルーシュを閉じ込めているシャボン玉が木々の隙間を通ってやってきた。
パイモンのすぐ横で、シャボン玉を叩きながらマリアに助けを求めた。

