「何、お前知らねぇのかよ? 千年前のオルレアンの聖戦争のときに、悪魔軍が対天使軍用に造った機械人形のことだよ。天使の力を奪い、人間界と天界の空間を閉ざす最強の人形が、マリア=アイアン=メイデンなんだ」
「そう。魔王封印のときに、別の場所に封印したと聞いてるけど、かなりの骨董品。それがまさか動くだなんて…」
フェンリルとファブニルが説明してくれたが、ルーシュはポヤンとした顔になっている。
「そいじゃ、そいつを壊しちゃえばいいってことじゃん!」
親指を立てながら笑みを浮かべるが、頭の弱いルーシュに四人は頭を押さえた。
「それが簡単ならこんな所でダベってないわよ! あれは造った悪魔軍でさえ手を焼いた、最強の知能を持った機械人形なのよ。竹ヒゴ武器にして、魔王にケンカ売るほうが何倍もマシなんだから!」
腕をくみながら言うが、納得のいってないルーシュはむっつり顔になった。
「時は急を要します。この使命、断ることはできません。もうすでに他の三人のオルレアンの聖女も、北に向かっています」
「そう。魔王封印のときに、別の場所に封印したと聞いてるけど、かなりの骨董品。それがまさか動くだなんて…」
フェンリルとファブニルが説明してくれたが、ルーシュはポヤンとした顔になっている。
「そいじゃ、そいつを壊しちゃえばいいってことじゃん!」
親指を立てながら笑みを浮かべるが、頭の弱いルーシュに四人は頭を押さえた。
「それが簡単ならこんな所でダベってないわよ! あれは造った悪魔軍でさえ手を焼いた、最強の知能を持った機械人形なのよ。竹ヒゴ武器にして、魔王にケンカ売るほうが何倍もマシなんだから!」
腕をくみながら言うが、納得のいってないルーシュはむっつり顔になった。
「時は急を要します。この使命、断ることはできません。もうすでに他の三人のオルレアンの聖女も、北に向かっています」

