「………。ん………?」
ゆっくりと…瞳を開く。
布団の温もりが……
たまらなく気持ち良くて。
またトロンと……
目を瞑る。
「……………。」
ふうっ……っと。
瞼に…何かが触れる。
「…………?」
もう一度…、目を開く。
「……。……晴海くん?」
目の前には……彼の顔。
「……起きてたの?」
「ううん、さっき目が覚めたとこ。」
私の身体には…彼の腕が絡まっていて。
身動き…できない。
「あったかいや。」
人肌が……心地好い。
「……ところで…。今、何時?」
そっと手を伸ばし…カーテンを少しめくる。
空が……
少しだけ、明るい。
夜が……明ける。
「大胆だね。」
「え?」
「だいぶ…見えてるけど。」
「…………!!」
寝起きの悪さが…仇となったか。
目が慣れてくると、まだ寝ぼけた顔つきで、無防備な晴海くんの……
その、表情が見てとれるくらいの……薄暗さ。
彼は、首筋にキスを落として。
私の上に…覆い被さる。
「……目が…覚めてきた。」
「…………!」
啄むようなキスの後は。
「……コーヒー飲む前に…。少しだけ。」
「………。あ、朝から…?」
「うん。朝するの…、割とスキ。」
朝が来るまでは……
あと少し。


