「その木村さんを加えての…布陣ですよ?僕らは、簡単に飛び越えます。」
まるで、それは……
宣戦布告。
木村さんを指さして……、彼は、ニヤリと笑ってみせる。
「……。大した自信だな。俺はまだまだ現役だ。やってみろよ…。越せるなら、越して、その先を…俺に見せつけろ。そしたら俺も隠居してやる。」
「………。…だってサ、わこ。まあがんばれ!」
「えっ。私?!」
「だって俺は言い逃げするもん。」
「………。……じゃあ…、久住さんもライバルですね。メディアを介するのは一緒でしょう?宣戦布告、受けて立つ!」
「……。……敵に回すと怖いからなあ、平瀬も、佐倉も。」
「コラ、俺もそこに入れておけ。」
いずれは……
バラバラになってしまうかもしれない。
だけど…、狭い場所に固着してはいけない。
私達は、社会の荒波に揉まれながら。
先へ、先へと……
泳いでいく。
……突き進む。
どこまでも……
どこまでも。


