「うん!だって小さい頃からの付き合いじゃん。いつでも呼んでねー?昔みたいに悠希がいじめられてたら助けてあげるから」 私が冗談っぽく言うと、悠希はまた不満そうな顔をする。 「ねぇ、さっきからさー、どうしたの?」 私は悠希の顔を覗きこむ。 急に悠希に手首を捕まれる。 「いつまでも子供扱いすんなよなー。ってかりほ、鈍感すぎ。俺別に友達として妬いてるわけじゃないの、わかる?」 「‥?」