「えーっと、かき氷3つですね。少々お待ち下さいっ」 「あ、はい焼きそば2つですねっ」 「すいませーんっ、注文お願いしまーす」 「はーい、ただいまっ」 忙しい。 とにかく忙しい。 水着がどーのとか気にしてる場合じゃない‼ と、その時、ちょっとチャラチャラした感じのお兄さんたちが手をあげる。 「すいません、注文」 「あ、はい‼」 私は小走りでそっちに向かう。 「えーと、ご注文は‥?」 メモをとりだしながらたずねる。