また芹沢の所に行き、酌をする。



「芹沢さん。どうぞ」

「もういい。帰る」



芹沢は、ふらふらとしながら立ち上がった。



「芹沢先生、大丈夫ですか!?」

「こちらです!」



芹沢派の人達が、芹沢の体を支えながら部屋を出て行く。




もう少しで、始まる…。
芹沢の暗殺が…。



芹沢達の姿が見えなくなると、土方と山南が目を合わせて頷き合う。

二人は立ち上がり、部屋を出て行った。