宴は、それからも長々と続いた。

原田に腹の傷を見せられたり、藤堂がお酒をこぼしたり…と、色々あったが、宴は無事に幕を閉じた。


水野の事が、頭から離れていかない。

沖田の言う日和が、水野だったら…。


水野がいれば少しは心が軽くなると思う。
でも、幕末の時代であるここは、危険な所だ。

今度会うのが、水野ではありませんように…。


そう思いながら、眠りについたのだった。