夢花火






「千春~、土方さん。お待たせしました」




日和が、団子を持って歩いてきた。




「ありがとう、日和」




その団子を受け取り、持って来ていた竹皮に包む。




「じゃあ、行くね」



「うん!気を付けて」



「あぁ。…じゃあ、行くか。土方」



「…あぁ」





そして、約一年前に来た神社へ向かった。