狼先輩。


――いろいろな設定について。


ことり「私は、声フェチって設定ですよね」


峰岸「うん。それは、私が好きだからね。ちなみに、ことりちゃんの好きな声質も完全に私の趣味(笑)」


ことり「あ、じゃあ、ここなさんも爽やかな声好きなんですかっ!」


峰岸「そうだよー!私、低い声あんまり好きじゃないの」


ことり「わたしもですっ!」



凛「なんか、2人で盛り上がってるねー」


大輔「うん」


皐月「次行こう。次!あ、ここなさん、『狼先輩。』自分で気に入りすぎて、夏休み毎日読んでたって本当ですか?」


峰岸「……本当です。正直、大神先輩の性格、すごいタイプです」


ことり「先輩は、爽やかに笑うドSを目指したんですよね?」


峰岸「そうそう。でね、学校で友達に“爽やかに笑うドSってカッコよくない?”って言ったら、友達に“それが好きな人は正真正銘のドMだよ”って言われた」


ことり「じゃあ、私はドMなの!?」


皐月「あれ、ここなさんて、自称ドSじゃなかったっけ……?」


峰岸「ドSですよ」


皐月「……」