狼先輩。


小さく頷く……けど、全然先輩はキスしてくれなくて。



「じゃあ、言って?」


「……っ」


「言ったら、してあげる」



先輩の熱い吐息が……っ。


なんだか耐えきれなくて目をぎゅっと閉じると、




「とびっきり、甘いのを、ね」




甘く先輩は囁いた。



ただ、声を聴いただけなのに。



ゾクッと体が反応してしまった。