狼先輩。


「あっ!?」



今度は、少しシャツのボタンを開けられて鎖骨に唇を落とされた。


鎖骨を、舌で辿っていく先輩。



「せ、せんぱっ!?」



抵抗しようとしたけど、先輩に両手首を掴まれてしまった。



「やっ……」



なんか、自分の声じゃないみたいな声が……っ!!


恥ずかしいっ……!!



なるべく、声出ないように……っ!!



と思っていたら、


「ことりちゃん、声抑えなくていいよ。可愛い」


先輩にニコリと微笑まれ……、


「あっ!?」


身体に甘い痛みが走った。